「しゅんぱち」さんの模型工作室

Model Work room of 「SHUMPACHI」

タミヤ ホンダNS500‘84 製作 19





今回は、マニアックな所を追加工作します。


画像だけ見れば、簡単に作れそうな感じですが
いやいや・・調整等かなり大変でございました




NS500 84 162



この章のお題 

ATAC機構 に関する 周辺パーツの追加 です。


初めてここのパーツを眺めた時
↑ の 赤い丸 部分が気になっておりました。

何のリンケージだ?? と。


普通ならスルーするところですが
メカ好きの 「しゅんぱち」 さんは、この部分が知りたく
資料を、ずーーっと ガン見 しておりました。

結果・・

NS500にとって特徴の一つ、しかも、大事な機構であることを理解しました。


どこまで出来るか分からんが、これは、ぜひ再現したい!!

と、また余計な事に手を出したわけですが
この作品の見所の一つとなれば良いなぁ・・・と思っています。

ということで、ちょっとした苦労の始まりです













NS500 84 163


そもそも ATAC とは何ぞや?? 

簡単に説明すると
当初、高回転、高出力を狙って作られた3気筒エンジン。
ところがピークパワーはともかく、低中速域のパワーバンドの狭さが弱点に。

その対策として、ATACバルブ機構 という市販車でも使われていた技術を
NS500 にも採用し、低中速域をカバーした・・・ということらしい。

当初は、1番と3番の気筒のみだった ATAC は 
83年シーズンの残り4戦辺りから、2番にも搭載したトリプル仕様へと。
(この時はスペンサー車のみ)

84年からは、その トリプルATAC が、全てのNS500に標準装備されたそうな。


これらを理解した上で
改めて、この章の最初の画像を見れば
キットのパーツは、2番に繋がるリンケージが無いので
ダブルATAC の時に取材したものが元と考えられます。


ここでは 84年型のNS500 を製作しておりますので
もちろん足りない部分は追加。

ようやく製作内容に入りますが
まずは、2番シリンダーに繋げるため、プラ棒で延長。(画像参照)

0.3㎜のプラ板でリンケージを自作。
現物に合わせながら、形状を整えつつ
真ちゅう線、金属ボルト、マイクロスプリングをカットしたモノを使用し
それっぽく仕上げていきました。

2番へのリンケージに限って言えば
残念ながら、資料の範囲ではすべての構造が確認できず。

特に、奥まった部分の画像が無かったので
その辺は想像で仕上げてます。 (トグロチャンバーの ATAC 周辺など)















NS500 84 164


1番に繋がる上部は
もともと形状化されていたものをカットし、0.3㎜で作り直し。

後は、先の製作内容と同様です。

この辺は以上。















NS500 84 165


ちなみに、リンケージの根元に使用しているスプリングは
ウェーブ製の A-スプリング。















NS500 84 166


続いて、1番と3番の部分。


この辺は、チャンバー改造の章で一度やっていましたが
一部作り直しになります。

ATAC カバー表面に、0.5㎜のプラ棒を追加。成形しました。

また、金属ボルト等追加するため
スペーサーとなったプラ板を作り直し。

チャンバーのシリンダー側の根本付近には
リンケージ用の土台として、 1.5㎜ か 2.0㎜ のプラ棒を追加。
(スミマセン! サイズ忘れました















NS500 84 167


NS500 84 168


そして、リンケージ、同調ロッドの製作。

実はこの辺、バランス調整で2度作り直しました。

最終的に、0.2㎜のステンレス線を使用することに決め
それに合わせた 内径0.2㎜外形0.4㎜ の 真ちゅうパイプを使用。

パイプの先を、 プライヤー や 万力 等で潰して成形し
そこに、0.5㎜のリベットを取り付け。

なんとも・・細かい作業です













NS500 84 169


共に取り付けると、このように ↑ 。

言うのは簡単。
しかし難しかったのは、ロッドの位置関係。

車体に対して まっすぐの角度 と 水平 を保つこと
これを調整するため、かなり時間をかけましたが
苦労した甲斐があり、なんとか形になりました。














NS500 84 170


そして最後。

1番の下部にも、リンケージを追加。
先の、エンジン横のリンケージと同調する部分。

ただ、ここも詳しい画像は無かったので
それっぽく作っています。















NS500 84 171


繋げた図。

塗装すると、多分・・見ずらくなると思うので今のうちに。

ここは奇跡的に、何とか上手く繋げることが出来ました。


これらの追加で、よりリアルに見えればと思いますが
完成後はどうなるんでしょ?

個人的に楽しみです。


以上、ATAC関連の工作でした。







つづく





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