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「しゅんぱち」さんの模型工作室

Model Work room of 「SHUMPACHI」

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2012

フジミ製 ザウバーC30 日本GP 完成ギャラリー

 この作品は、 「F1モデリング vol.52」  に作例掲載されました。*以下は画像をクリックしてご覧ください。 ↓                           ...

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2012

フジミ ザウバーC30日本GP 製作 プロローグ

リニューアルの製作編です。  改めて、フジミ ザウバーC30 製作編を書くことにしました。 何かカッコつけた感じで Ver.2 としておりますが・・ もちろん訳があります。 今回のこの作品 「F1モデリング vol.52」 の作例として急遽製作したモノでした。 時期的に自分の作例は他の模型誌より後に掲載されるのは分かっていたので 個人的に、どう作ればいいんだろう と少々悩んでおりました。ましてや、F1の専門誌という...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 01

ここから、製作本編へ突入。 とにもかくにも、まずは一度組んでみましょう いわゆる、仮組みというやつです。 全体像の把握、箇所による不具合の発見 何より、組んだモノを目の当たりにして、自身のモチベーションをアップ・・など メリットはたくさんあります。 ガレージキットと違ってプラモは大丈夫じゃないの? という過信は捨て、基本をおろそかにせず カッコいいF1マシンに仕上げましょう。 今回のザウバーC30は、細かい...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 02

前回からの続きでございます。 ボディ後部に目を向けると 比較的、開口部が設けられております。 ただエンジンレスのため、奥の内部のスカスカが見え隠れして 個人的に気になってしまいます。 モナコGP仕様では、エンジンが付くという話もチラホラ聞きますが この日本GPキットでは、それを流用するか 他の対策をしなければなりません。 あと、縁も厚いので 薄々作業をした方が良いでしょう。 ここは、モロ見えですな。 この部分...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 03

今回から製作の詳細です。 題名の通り、私はこんな風にやってみました。 まずは前回見た、↑ の画像部分から。 モノコック側の開口周りの出っ張りを削って 0.3㎜のプラ板を貼り、余分な隙間を塞いだ形にしました。 サスの付け根の形は、現物合わせで 大体、真ん中にくるように開口。 後のカーボンデカール、塗装の厚みを考慮して サスアームとの干渉具合を、この時点で調整します。 なお、サスのアッパーアームは分割しました。 ...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 04

今回はギアボックス周りの前編です。 キットでは一体化している、赤丸で囲んだモールド部分。 今後の作業のため、切り離します。 ↑ このようにしておきます。 これ以降に紹介する工作内容は、日本GPキットの対策であり 他の 「モナコ、ブラジルGP」 両仕様のエンジン付きキットでは もしかしたら、不要かもしれません まぁ、一応どうしたかは書いておきます。 その前に、マフラーエンド部です。 ストロークが短く、このまま...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 05

後編です。 今回の作業メインは、↑ の部分です。 ギアボックスと繋がっているこの空力パーツですが 明らかに形状が違うので整えて参ります。 全体の正確な形は分かりませんが 後ろから見た写真を確認すると、実車は3Dっぽい形に見えます。 後ろからのシルエットでの形状を元に それっぽく作ります。 キットのままより、少しはマシになるでしょう。 まず、資料を見つつ 角度が変化している部分を大まかに把握し その部分の境目を...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 06

今回はアンダートレイです。 2010年で複雑すぎたディフューザー周りも 2011年では規則が改正されてスッキリとなり 模型を作る側とすれば、楽に作業が出来る・・という意味では 非常にありがたいです。 それでも例年に比べ 別の箇所が、複雑になりつつある気配もしますが・・。 まずは、基本的な事を。 よく言う 「薄々攻撃」 作業をします。 全体ではなくエッジ部分を削り シャープに見せることで実車同様にし、玩具っぽさを無...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 07

今回はメインとも言える、ボディ部分編の前編です。 一通り、↑ の画像の状態までボディパーツを付けます。 今回は特に、リアカウル部分を作業します。 裏側です。 このキットの取り付けダボを、ようやく見た気がします。 出来れば他の部分もこう有りたかったわけですが 結果的に、これだけでは強度が不安だった私は 後ほど補強を敢行しました。 後ろの開口部分。 前回の 「アンダートレイの章」 でもやりましたが ボディの...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 08

後編です。 今回は、初期の製作編には記載していない ver.2用の内容です。 まぁ・・大したことはないのですが・・。 さて、追加の形状変更箇所です。 マフラー出口付近の、カウルの膨らみを修正しました。 同時に、リアのプッシュロッド部分も 画像のようにしました。 以前の記事内で、リアプッシュロッドを分割したので それに合わせ、下部をパテで埋めた形に変更しました。 なお実車では、開口部の斜め上あたりに 「コブ」 ...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 09

今回から、シート周り製作に移ります。 この作品の最大の見所として、大改造を敢行しました。 内容を数回に分け、皆様にお届けして参ります。 個人的にですが F1のコクピットも、なるべくこだわりたい部分。 というのも ハコ車と違い、フォーミュラーの運転席は露出しているため 非常に目に留まりやすい箇所。 ミニチュアでは、特にこの部分の精密度が増すだけでも 見栄えはかなり違うと考えます。 残念ながら、今回のザウバーの...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 10

続きです。 シートを囲む内周パーツです。 そのまま流用して使えるわけではなく 下の部分をカットしないと、モノコックに納まりません。 ここをカットしたら、シートが落ちるんでない? と、思った方。 大丈夫! 前回の章で、シートを別パーツに引っかける加工を施したので 問題はありません。 続きまして 今度は、内周パーツを分断する加工をします。 実車の内壁は平らではなく、段差がありますので 可能な限りの再現を試みまし...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 11

ステアリングに参ります。 個人的に感心したのは 表面のスイッチやダイヤル等が、ほぼ正確にモールドされていた事。 グリップ部分が、もう少し太ければ・・なお良かったかなぁ と思いましたが、それは気持ちの問題。 全体的には、申し分ない出来でありました が! その反面 なぜ裏側のパーツを省略してしまったのか・・。 せめてパドルは再現してほしかったです。 1994年の事故後は 規則でステアリングを露出するように義務付け...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 12

今回で、シート周りの仕上げへと参ります。 前回で仕上げたシートの内壁パーツ および、シートに最終部品を取り付け。 ここら辺は、冊子資料とネット画像にて確認し 大体で仕上げたものです。 日本GP仕様は、こうなっていたのか? ・・と言われれば、まったく自信はありませんが 何も無いよりはマシなので、模型映えと言う観点で見て とりあえず、納得していただければ・・。 真ちゅう線、真ちゅうパイプ、プラ棒の加工 エポパ...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 13

今回から、フロントブレーキダクト周辺をお送りします。 少々面倒な作業も含まれておりますので あまりイジりたくない・・という方は、おススメしませんので そこのところ、よろしくです。 ココの形状を変えようとした時に気が付いたことです。 資料を見ると 実は、ロアアームのアップライト側の取り付け位置が異なることが判明。 ダクト周辺の改造だけで済むと思い込んでいた私にとって 究極の選択を強いられました。 足回りも変...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 14

前回の続きです。 ある程度調整が出来たら、いよいよ形状修正へ。 キットのダクト形状を、0.5㎜のプラ板に型取って開口。 その他、アームを通す穴も開口。 もちろん、左右大体同じくなるように。 この際、前方の先の部分は 「折り目」 を付けます。 タイヤ側に反るように。 とりあえず、この段階でアップライトに仮付けし タイヤが付いた状態で形を調整。 この状態は、また 「フェイズ1」 とでも言っておきます。 続きま...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 15

前回の章の最後で、「以上」 と書いてしまいましたが もう少しだけありましたので、補足します。  前回、サスアームの取り付け部分を大改造しましたが ついでに 「プッシュロッド」 の取り付け位置も ほぼ実車通りに変更しました。 キットでは、アームに直に付けるところを 今回の作品では 少し上に移動した部分に、取り付け位置を変更。 また、アップライトのアームを固定するピンをカットし 代わりにビス止めに変更。 も...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 16

ザウバー製作編 久々に再開です。 大っっっ変! お待たせしました 「やっとかい」・・という声が聞こえてきそうです。スミマセンでした。 それでは、参りやしょう (^_^;) 今回はリア部分です。 ↑ の画像は、何時ぞやに載せた 「プッシュロッド」 です。 確認ですが、後付け対策として分割しております。 ここから本番ですが ブレーキダクトとアップライト部分。 内側のフィンを薄々に削っています。(あまり目立ちませんが...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 17

続きです。 前回、アップライト側をビス止めに変えましたが 今回はギアボックス側も、同様に変更します。 ビスに変えると、取り付け時の力が強くなります。 片方がビスで、片方が接着固定だと 接着側は、必ずビス側に引っ張られて、いづれは外れるでしょう。 そうならないためにも、強度バランスを考慮し サスアームの取り付けは、すべてビスにした方が無難です。 今回のキットは、ただでさえ取り付けスペースが極端に狭いので・...

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2012

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 18

リアの足周り、最終章です。 前回気になった、ロアアームの角度を修正します。 特に難しい事ではないので。 バルケッタさんで、以前に通販で購入した 「パイプカットツール」 。 長さを均等にカットできる便利なものです。 ビスにスペーサーを設けるために、真鍮パイプを使用します。 こういう感じで使用。 この時、若干曲げたアームの根元も再調整します。 もちろん力技で。(折らないよう注意!) アップライトとの隙間が...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 19

今回はタイヤ、ホイールです。 仮組みをした時に、気になった部分。 ピンで差し込むタイプでしたが・・ タイヤが、やけにガタついてイマイチ不安定。 もう少し何とかしたい! ということで、ここもビス固定に変更。 結果的に言えば 私のやり方では、まだ若干ガタついていたので完璧とは言えませんでしたが キットのままよりは、まだマシ! という程度で、少し紹介します。 模型店で見つけた、これ ↑ を使用。 AセットとBセッ...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 20

前回からの続き ビスで固定という内容でしたね。 このようなやり方が、このザウバーC30で出来るのも・・ ナットの先が、このような形状になっているから。 ナットがむき出しだった昔と違い 現在は、タイヤ交換をスムーズに行うべく 色々対策をしているみたいですね。 さて 今回ビス止めにしたことで、この部分をどうするか?? 簡単にやっていきます。 頭とピンの部分を、それぞれ分離し 残った頭部分に、0.5㎜の真ちゅう線に入...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 21

今回からウイングへ移行します。 ここはリアウイングを。 外観が変わるほどの極端な加工はしていませんが リアウイングは、少しだけ追加程度の工作を施行しました。 その一つ 赤丸部分のフィンを、プラペーパーで追加。 それに合わせ 青丸部分にあたる下段のフィンの後方の幅を、0.3㎜プラ板にて若干広げました。 フラップ上段の端先付近にも、プラペーパーでフィンを追加。 ここは、DRSでの可動部分にあたるので 実車通り、それ...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 22

フロントウイングです。 なかなか大変な所でした 特にパーツの取り付けで、しんどい思いをしましたが 焦らずじっくりと参りましょう。 タミヤのレッドブルとは違い フジミは全てのパーツがバラバラに構成されています。 なので、とりあえず基盤となる部分を組みます。 ↑ の画像のように、この分のパーツ類を先に組んで基盤とし 全体の角度を決めてしまいます。 あとは、ココのパーツを基準として他のパーツを組んでいくだけ。 そ...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 23

塗装前の製作編としては、今回の章がラストです。 最後は、ちょっとした小物を。 以前にブログ内で書いた、製作編の初期バージョン および 「F1モデリング vol.52」でも書きましたが ↑ のパーツについて。 ここでも改めて記載します。 このパーツは何だろう?? と思った方々は、いると思います。 これは、「ライドハイトセンサー」 というものでありまして おもに、マシンセッティング時に使用するモノだそうです。 簡単に...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP こう作ってみた 24

ずいぶんと・・ご無沙汰しておりました 「ザウバーC30 製作編」 最後は塗装編ということで、前編と後編に分けて 製作編を締めくくりたいと思います。 パテ等で、合わせ目、形状変更をした場合は 迷わず 「サーフェイサー」 を吹いて、継ぎ目の後やキズ等を確認。 この下地処理を怠ると、後で面倒な事になりますので 本塗装をする前に、しっかり時間をかけて作業をします。 下地処理ができたら、ホワイトを塗装します。 一気...

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2013

フジミ ザウバーC30 日本GP 製作編 最終回

塗装編の後半であり、ザウバーC30製作の最終回です。 前回からの続き。 ザウバーC30の塗装での悩みどころである、ボディの黒部分。 キットの説明書では  「黒」  と、そのまんま指定されておりますが 資料を見る限り、ただの黒ではありません。 しかしながら、じゃあ何色か?? と言われても・・ガンメタリックのような・・そうで無いような・・ 特定できない特殊な色であります。 一般向けには、「黒」 としか言いようがな...